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わが家は大丈夫?ハザードマップが優れもの!1000年に一度レベルの大雨に備えよう

2022年6月のNHKスペシャルで、1000年に一度の規模の豪雨がもたらす甚大な被害に備えるために、新しくNHKが制作した新ハザードマップを活用した災害対策が紹介された。

カメノヒコ

急にヒョウが降ったりと異常気象は加速するばかりじゃ。

1000年に一度レベルの雨が他人事ではなくなった時代に突入。

NHKが作ったハザードマップ、これがかなり丁寧に作られていて、わしも近所の危険エリアを簡単に把握することができて重宝しているぞよ。

高まる浸水リスク

◉近年、雨による犠牲者が後を絶たない日本列島

出典:NHK(以降の図もすべて)

!関東:利根川や荒川の浸水リスクが拡大


!関西:淀川周辺では最大3メートルの浸水リスク


!福岡:博多駅水没可能性

1000年に一度レベルの雨に「新ハザードマップ」

◉大改修が進む洪水ハザードマップ

◉従来の100-200年に一度から1000年に一度の想定に切り替えられたハザードマップ

カメノヒコ

後述のとおり、1000年に1回の頻度でしか来ないということではなくて、「毎年、千分の1」の確率で激しい豪雨に見舞われるということなんじゃ

誰でも無料でチェックできる全国ハザードマップをNHKが制作

◉全国ハザードマップの特徴

誰でも無料でチェックできる
★1000年に一度の雨を想定
★約2200の洪水予報河川・水位周知河川、その他の中小河川の一部も掲載
日本初でいち早くNHKがWebサイト上にまとめた

全国ハザードマップ画面イメージ

1000年に一度の雨の恐怖

◉1000年に一度しか起きないというわけではない

地域ごとに「毎年1000分の1」の確率で発生しうる甚大な被害をもたらす豪雨

◉水害が起きた地域で、翌年に大雨にならないわけではない

◉豪雨の原因→地球温暖化。気温の上昇で大気中の水蒸気量が増加

◉雨が多くなかった北海道・東北でも1000年に1度の雨が降る可能性

現状の堤防では耐えられない

◉現状の堤防強度:国が管理する大きな河川は100-200年に1回の雨に耐えられる堤防
→1000年に一度の雨であふれる可能性

これまでの雨対策が通用しない

浸水3メートルの高さとは?

1階部分は浸水

3メートル未満の場合は、2階への避難で対応可能

浸水5メートルの高さとは?

2階も浸水

5メートルを超えると・・・

家に留まることは不可能

! 安全な高台に避難

川沿いの家の場合・・・

! 氾濫した水が早く流れるため、家の倒壊リスクあり

◉浸水だけでなく土砂災害にも注意

◉ハザードマップで確認可能

浸水エリアでの人口増加

◉浸水エリア人口は4700万人(以前より+1150万人)

◉浸水リスク人口増加ランキング

◉リスク高エリアでの人口増加理由
規制緩和
→農地などを確保し、無秩序な拡大を抑制し、宅地開発を規制するエリア(市街化調整区域)での宅地化が進んでいる。2000年に規制緩和されたことで、宅地化が進んだ。結果、浸水想定エリアの人口が増加。

◉埼玉、茨城、岡山:市街化調整区域で宅地開発進む

2020年7月以前は浸水リスク説明義務なし

◉住宅や土地取引の時に浸水リスクの説明義務づけは、2020年8月以降からようやく開始

◉2022年4月から浸水想定3メートル以上のエリアでの宅地開発を抑制する動きも出始めている

家への対策

◉建てる際には無垢材の木を使う

◉配線・配管は交換しやすいものを使う

◉保険:火災保険に水災補償がついているか確認する

命の守り方

Step1マイ避難先を「3カ所」決めておく(避難所が埋まる可能性あり)

Step2避難するきっかけ(避難スイッチ)を決めておく

Step3持っていくものを準備しておく

*子供向けにお菓子、ジュース、おもちゃも便利

おすすめ避難グッズ

★モバイルバッテリー

Anker PowerCore 10000
→日本、アメリカ等の世界各国で累計3000万台以上を販売しているロングセラー製品


★非常用電源


Jackery ポータブル電源
→Amazonでベストセラー1位(2022.6調査時点)240Whの大容量。キャンプから防災まで幅広く家庭用電源を使える。

★ランタン(ソーラー充電式)

LEDキャンプランタン充電式
→3in1給電方法(USB充電式、ソーラー、手回し)、35時間継続点灯。スマホも充電可能なので便利。

★ポップアップテント

PYKES PEAKポップアップ テント
→Amazonベストセラー1位(2022.6調査時店)5秒で自動で開く2~3人用テント。普段はレジャー用に公園などでも使用可能。

★簡易トイレ

Qbit いつでも簡単トイレ
→50回分なのにA4サイズ、厚さ8.5cmとコンパクトサイズの非常用トイレ

NHKニュース・防災アプリ

・自治体が出す避難情報の通知
・河川の状況の通知
・リアルタイムで河川の状況(9000以上)

ハザードマップの使い方

①Webページを開く(リンクはこちら


②「Mapを見る」で地域を選択


災害の種別(洪水・土砂災害)ボタンを押す

カメノヒコ

わしも使ってみたが、いたって簡単じゃった。

ちなみに、わしの職場付近はかなりの浸水エリアでびっくりしたわい。

結構思わぬところが浸水や土砂災害エリアになっているから、要チェックじゃ