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手間いらずの室内グリーン【癒しのコケのテラリウム】

家の中に鉢植えは・・・

元々植物が好きで、一人暮らしの頃はいろんな鉢植えを家の中やベランダに置いていたものの、結婚して子供がいるようになってからは遊びの邪魔になりそうだったり、虫がわきやすいし水やりが面倒といった意見もあって、たまに花を花瓶にいける程度で少し寂しい思いをしていました。

そんな寂しさを味わっている方がどれだけいるのかは、正直そこまでいないかもしれませんが、こんな気持ちを少し紛らわせる方法があったのでご紹介します!

カメノヒコ

家の中に緑が置きたいのに置けない・・・

地味〜にストレスじゃ

テラリウムで解決!

テラリウムという言葉も聞いたことがあった。実際に目にすることもあった。でも、我が家の家の中に置いたらいいのでは?という気持ちに特になったことはありませんでした。

それはなぜかというと、テラリウムも何かしら手入れが必要だと思い込んでいたから!

そう、なんとテラリウムは基本ほったらかしでいいのです。
(ただし、種類によっては手間がかか裏ます)

ほぼ放っておけばいい

テラリウムの場合、ガラスの容器の中で水分が循環するので、あとは適度な光がある環境においてあげれば、たまーに水分を補給してあげるだけで青々とした状態が保てるという。

テラリウムといっても、さまざまなタイプがあるようですが、今回チャレンジしたのは大好きなコケを使ったタイプのもの。

いざ制作

準備に必要なものはさほどありません。

準備したもの

・コケ
・火山れき(水はけのいい土でもOK)
・溶岩(岩でもいいし、なくても良し)
・ガラスの容器(ふた付き)

カメノヒコ

一つひとつ揃えるのが面倒な時は、
テラリウムのセットをサクッとポチると楽じゃぞ

ガラス容器

KINTOのガラス容器
KINTO(キントー)のガラス容器

ガラス容器はいろいろな種類のものがあるので、フタと一定の高ささえあればなんでもオッケー。
容器の中で水分を循環させるため、ちゃんとフタができるものを買いました。
100円ショップでも機能的に十分なものを売っているので、コスト重視の方はチェックしてみてください。

コケ

ホソバオキナゴケ
コケ(盆栽とかでもよく使われるホソバオキナゴケ)

コケにも実に色々な種類がありますが、今回はフタをした容器の中で育てやすい一定の湿気を必要とするコケを使用。

カメノヒコ

コケはネットで簡単に買えるぞよ!

1パック800円くらいで売っておったのー

いざ、コケテラリウムの製作

1. 火山れきを入れる

火山れきを乗せたスプーン
容器にまずは火山れきをスプーンで入れる。約1cm程度。

入れるのは、火山れきでなくとも、富士砂などでもオッケー。
今回は黒や赤色ですが、もっと白い色の砂を選んでもおしゃれなのでお好みで。
ポイントは水はけのいいものを使う、という点です。

コケを埋める

続けて、コケを火山れきの中に植えていきます。
ヒノキゴケの高さがバラバラだったので、揃えるために長すぎる下の部分はハサミでカットしています。

ヒノキゴケを束ねてテラリウムに入れる
ヒノキゴケを束ねる
カメノヒコ

なんとこのレアそうなヒノキゴケも、
普通にネットで買えるから便利な世の中じゃのう!
これも1パック800円くらいで売っておった。

こりゃあ、コケが豊富な山でも持っていたら一儲けできるのーw

ヒノキゴケをテラリウムに植える
ヒノキゴケ。美しい。。。

↑ヒノキゴケは高さがある分、なかなか安定しない。ピンセットだとうまくいかず、結局この後手でぐりぐりと埋めた次第w

火山れきでコケを固定

テラリウムに火山れきを入れる
溶岩を2つ置いて、上から火山れきを追加投入してコケを安定させる

この後、さらにコケを敷いていくのでアクセントとなるものをあらかじめ設置します。
溶岩でも岩でもミニチュアなど入れたいものを入れるべし。
今回は溶岩を2個置いてみました。

コケテラリウム
上から見たところ

コケを置いていく

最終工程として、火山れき部分にいよいよもう一種類のコケ(ホソバオキナゴケ)を張り付けていきます。

余分なコケをハサミで切る
コケを裏返して枯れて茶色くなったところを切って薄くする

この作業はマストではないですが、やっておくとコケが薄くなるので、張りつけやすくなるのと、厚みが薄い分見た目も調整がしやすくなります。
あとは、空きスペースに少し詰めるようにしながらコケを敷いていきます。
先ほどのヒノキゴケのように高さはないので、軽く上から押さえながら置いていくような感覚です。
どんどん青々としたコケエリアが増えていくので楽しいですよ。

コケを敷いたテラリウム
まずは上側半分にホソバオキナゴケを敷き詰めたところ

丁寧に敷き詰めるとそれなりに時間もかかりますが、キレイに一面緑になるととっても気持ちがいいです。
コケを敷き詰めたら、もうほぼ完成!

仕上げの霧吹き

コケテラリウムに霧吹きをかける
霧吹きで水をたっぷりあげます。

ホソバオキナゴケとヒノキゴケのトラリウム
目安としては、水が下側から1cmくらい溜まる程度

テラリウムの完成!

なんやかんやで細かい調整やゴミを取ったりしていたら1時間ほどかかってしまいました;
おそらく慣れてしまったら30分もあればできるような作業だと思います。

よし完成!ということで早速直射日光の当たらない北側の窓辺に鎮座したテラリウム。

ホソバオキナゴケとヒノキゴケのトラリウム
青々と育ってくれい〜

今回はKINTOの容器が1500円程度とややお高めでしたが、先述したように100円ショップでもいい容器はあるのでそれでも十分です。こんなコケは周りにないよーという方も多いかと思いますが、買っても800円程度。土を入れても合計1000円程度から作れてしまいます。

さらに、一度作ったら2週間に1回程度、霧吹きをかけて水を補充するだけで、年中緑を室内で飼える(?)ので、コスパのいい癒しではないかと思います。

ネットをチェックすれば、テラリウムセットなるものも売られているので、ご関心ある方はお好みのものをぜひ探してみてください。

カメノヒコ

天然の緑は、やっぱり格別じゃのー