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株価指数、底入れ?

2022年5月20日(金)のモーサテ(テレビ東京「Newsモーニングサテライト」では、岩井コスモ証券の投資情報センター長である林卓郎氏が現在の株式相場について興味深いコメントをされていました。

カメノヒコ

岩井コスモ証券ってあまり聞き慣れないのじゃが、大正6年創業で100年以上の歴史があるそうじゃ。もっとびっくりしたのは、「関西地盤関西に本社を置く証券会社では預り資産額No.1※1兆9200億円(2022年3月末)」とのことじゃ。

各指数、この辺りで底入れか

(以下、林氏のコメント)
・昨日、アメリカ市場はかろうじて下げ渋る様子も見せた
・本日の日本市場は買い戻しを期待

カメノヒコ

今日5月20日の日経平均前場は26,712円(+309)と現時点では買い戻されているのぉ


・アメリカ株は悪材料が山積みの中、下値を再度模索中
・各国も不安定な値動き続いている

各指数との比較

・日経平均が安値をつけた2020年3月19日を100とした時の日米独主要指数をグラフ化(上図)
・足元で全5指数がきれいに一点に収れん(安値から6割高の水準)
・ナスダックも一時期値をあげていたが、日経平均と同レベルまで下げてきた
・各指数とも、おおむねコロナ前の高値水準に相当。金融緩和などで高く評価されすぎていたのが揃って元の水準に回帰
・下げ相場入りしたとの見方もあるが、意味のある水準に到達したので需給面の安定度は増した

PERの調整進む

日経平均は直近PER12倍程度と過去のショック安水準まで調整
・高い評価が続いていたアメリカ株もPERの調整が進んでいる

ナスダック、S&P500とも過去10年平均のPERまで低下
→ナスダック=PER21倍、S&P500=PER17倍
短期的にはパニック売りオーバーシュートの懸念は残る
・が、日米の企業業績の堅調さも確認でき、たしからしい底入れになるのではないか

カメノヒコ

市場が下げるときは想定以上に下がることが多い印象。
じゃからまだ予断は許さないが、本当にここが底入れだとうれしいのぉ!